東京サラブレッドクラブ 外国産馬追加募集について

突然の追加募集

東京サラブレッドクラブで突如として6頭の外国産馬の追加募集が始まった。かなり魅力的なのでしっかりと吟味したい。

種牡馬

  • Kingman (国内代表馬:シュネルマイスター)
  • Frankel (国内代表馬:モズアスコット)
  • American Pharoah(国内代表馬:カフェファラオ)

Kingmanは1600~2000mあたり、Frankelは国内でまだ突出した特性が見受けられないが芝ダート問わず活躍馬がいる、American Pharoahは米国馬ということでダートが本命かと思っている。今年のシュネルマイスターの活躍もあってか6頭中4頭がKingman産駒となっている。Kingman産駒の数が多いので後回しにして、先にFrankel産駒とAmerican Pharoah産駒について考える。

Frankel産駒について

パンモッレ20が該当する。国内での適性が見いだせていないことから若干リスキーに感じる。初仔ということで普通なら若干敬遠したいが牝馬にしては馬体重が490kgとかなり大きめなのであまり心配はいらないか。牝系もかなり上質で、曾祖母がKingmanの母となっている。国内での実績が少ない以外正直文句をつけるところがあまりないように感じるので全然取れるリスクだと思う。首が短く太めなので長距離路線というよりは短距離~マイル路線なのか?

American Pharoah産駒について

エーピードリーム20が該当する。米国産馬は基本的にパワーが強く、国内だとダート路線に回すことが多い印象。一方で馬体重が軽く、現状のままだとちょっとダート適性は苦しく感じる。たじみとしてはスルーしたい気持ちがある。

Kingman産駒について

個人的なイチオシがワンダフリー20。本馬は牝馬Rafhaの3x3クロスとなっており、父がKingman母父がGalileoと、なんかもう色々詰め込みまくった馬。クロスがちょっとキツそうに感じるが、乗り越えた時の爆発力はとんでもないものを持ってそう。

逆にこれは絶対外したいなというのがリヴァーベル20。本馬は母が19歳時に出産しており、ちょっと不安要素が大きい。また、近年の産駒実績も良くなさそう。それに、僕の目を信用すべきではないがなんだかお腹周りずんぐりむっくりしてない?

たじみとしてはもう一頭選ぶとしたらスピーディボーディング20。スピーディボーディング20は母自身の競争成績がとても良いことや、同Kingman産駒であるシュネルマイスターの調教を担当する手塚厩舎への入厩が予定されていることから期待できそうだが、落札額と募集額のギャップの大きさ(ギャップ約2800万)がなんとも言えない気持ちになる。もちろん海外での評価と国内の評価は一致しないからあまり大きな問題ではないと思うけど。なんとなく、東京TCがKingman産駒の中からわざわざ本馬を手塚厩舎に選んだのは東京TC側の評価の高さを感じる。

スマートチェインジ20は祖母の産駒実績が超優秀な点が評価できるが、あまり惹かれなかった。

出資先

とりあえず抽選バトルなので、ワンダフリー20とスピーディボーディング20の抽選に参加しようと思う。外れたら外れたで縁がなかった、当たったらワンダフリー20優先、というくらいの気軽な心持ちで参加するつもり。