来年のために出資馬の選び方を考える
やっぱりなんだかんだで一口馬主も投資
最初に投稿した記事で「一口馬主をきっかけに競馬にもっとのめり込みたい」とは書いたものの、やっぱり一口馬主も投資。金銭的にマイナスになってもいいとはいえマイナスは少ない方がいいし、リスクは小さい方がいい。
一口馬主におけるリスク
たじみが考える一口馬主の最も重大なリスクは「馬が故障してまともに走らないまま引退してしまうこと」。これは株で言えば出資会社が倒産するのと同じことなので、投資の観点からも避けたいリスク。
それに、そもそも楽しむことが目的の一つなので故障が少なく、ある程度のレース数をこなしてくれることが大事。 レース数をこなせるってことはそれだけ出走手当や賞金のチャンスが多くなるわけなので、なるべく身体が強い馬の方が良い。重賞馬を目指すとなると話は変わるかもしれないが。
身体が強い馬
もしかしたら最新の配合理論では全然違う議論があるかもしれないが、インブリードが強いほど体質が弱くなると言われている。身体の強さを求めるならアウトブリード馬から探すのがよさそうか。
レース数をこなす
身体が強いことはもちろんとして、調教師の考え方に大きく左右される。レース数を絞って勝ちやすくする調教師もいるだろうし、レース数を増やして賞金のチャンスを増やす調教師もいるだろう。
どちらが良いというわけではないだろうが、条件戦〜オープン戦くらいで戦ってくれる馬を考えるならある程度レース数が多い調教師が良さそう。調教師事情に全く詳しくないのでもっと調べてみたい。
リスク分散で馬を選ぶ
今年は2頭に出資することにしたが、一応自分の中ではリスクの低そうな馬とリスクの高そうな馬を1頭ずつ選んだつもりだ。これは投資のリスク分散の考え方を参考にしている。
投資の世界では投資ポートフォリオが重要だと言われている。投資ポートフォリオとは、投資先(国内株式、海外株式、国債、不動産など)を分散させることでリスクヘッジになるという考え方だ。
一口馬主も同じ考え方が大事だと思う。1頭の馬に数口出資するよりも、複数の馬に1口ずつ出資する方が怪我のリスクが分散できる。そもそもプロのトレーナーでも走る馬を見分けることは難しいのだから僕ら素人ができるのは走る馬探しじゃなくてリスクの分散だけ。全頭全く走らないという事態さえ避けられればとりあえず楽しめるはず。
来年の馬選びではリスク分散をもっと充実させたい。考えられるリスク分散はたくさんある。今の時点で思いつくリスク分散は下の通り。
- 血統: 同じ血統の馬ばかりに出資せずに、幅広い血統の馬を持つ。
- 早熟/晩成: 早熟馬はすぐに引退してしまうリスクがあるし、晩成馬は逆に才能が開花する前に引退してしまうリスクがある。もし相馬感が身につけば早熟と晩成を分散させるのも良いリスク分散だと思う。
- 距離適正: これを分散させる意味は正直見出せてないが、芝/ダート適正や距離適正を分散させたらなにかしらリスク分散になるかも?(万が一出資馬が全部重賞馬になってくれたらレース被りしにくくなっていいかもね笑)
馬選びって難しい
ちょっと考えただけでいろんな要素が思いついた。これから少しずつ馬に詳しくなって、来年の出資シーズンには自信を持って馬を選べるようになりたい。